健康とはどのような状態?
加圧トレーニング サイズに併設されている「ふくふく鍼灸接骨院」のスタッフのAKIYOSHIです。
当院では最近、「筋膜リリース」を用いた治療に力を入れています。
運動連鎖などから原因を見つけ出して、筋膜リリースや効果的な電気治療器などを用いた治療を得意としています‼
本日は「健康」についてお話ししていこうと思います。
健康の定義があるのをご存知でしたか?
僕は知らなかったです💦w
あらためて、この機会に「健康」について考えてみてはいかがでしょうか?
目次
◆健康について◆
昨今、巷は健康ブームでトレーニングジム・ヨガ・ピラティスなどさまざまな運動が好まれている傾向にあります。
目的はさまざまだと思います。スタイルが良く見られたい。健康でありたい。結婚式があるので痩せたい。などなど。
前のブログでもお話ししましたが、「健康」であるためには「運動」が不可欠です。
では、「健康」な状態とはどのような状態のことを指すのか…。ちゃんと定義があるんです。
本日は「健康」とは…というテーマで正しい運動の考えかたを交えてお話ししたいと思います。
健康という状態をしっかり知っているということが真の健康な状態を目指す上では大事であると思います。
運動も間違った方法で行えば、デメリットとなることもあります。
正しい知識を知ることで効率よく目標に到達できると僕は思っています。
これからも正しい知識をみなさまとシェアできればと思っています。
①健康ってよく言われるけど、どんな状態のことを指すの?
世界保健機関(WHO)では「健康」を以下のように定義しています。
“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity”
(健康とは肉体的,精神的および社会的に完全に良い状態にあることであり,単に病気または虚弱でないということではない.)
この英語訳は別の訳もあります。
(健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます) 日本WHO協会訳。
僕はこちらの方がわかりやすくていいのかなと思います。
「完全に良い状態」という部分の解釈が多岐にわたっていて少しわかりづらいので
「すべて満たされた」とか「調和がとれている」というほうが理解しやすいのかなと思います。
いずれにしても、健康とは単に病気でないとか虚弱でないとかそれだけのことを指しているわけではないということです。
現代社会はストレス社会と言われています。
みんなが少しでも人のことを考えて行動したり、言葉を発することができるだけでも
社会は良くなっていくような気がしています。そんな社会になってくれるといいなと思います。
健康を手に入れるのは運動が必須と言いましたが、
その運動も間違ったやり方をしてしまうと、不健康になってしまうこともあるのです。
次は運動についてお話しします。
②健康になるための正しい運動の考え方
(1)運動は肥満予防・解消し体力増進に最も効果的です。究極的には運動習慣は寿命を延長させることに繋がります。
運動を行うことによる身体や身体機能への効果としては、心肺機能の向上,血管系及び血液の健常性の維持,筋肉量の増加,骨量の増加, 糖代謝・脂質代謝の改善,精神的ストレスの解消などがあります。
(2)運動をすることは健康増進のための手段としては非常に有効ですが、誤った方法で行うとデメリットとなる場合があるので注意が必要です。とくに生活習慣病などに罹患している場合では、運動による効果が逆に生活習慣病の原因を憎悪させる場合もあります。生活習慣病の多い中高年者では運動に対しては十分な知識と理解が必要です。
(3)心肺機能:運動によって心拍出量が増加し、肺における酸素と二酸化炭素とのガス交換の効率増加!
すると最大酸素摂取量の増加につながり、持久力が高まる。結果として心筋の収縮力を高めて心機能自体の向上に繋がる!
(4)血管の健常性:運動による血液循環の増加は血圧調整にも有効!運動時の一過性の血圧上昇と運動終了後の血圧低下の
習慣は血管平滑筋細胞の収縮・拡張を常に刺激するため、血管壁の作動性の維持に繋がる!運動習慣の長期的継続は
血圧降下作用を円滑に実施させることになるため、高血圧の改善に一役担っている!
運動は動脈硬化発生要因を軽減することができる!動脈壁には常に血行力学的応力である「ずり応力」という作用が
発生している。これは、血液の流れや粘性によって生じるものである。運動によって高められたずり応力によって
リンパ球や単球などの血管内皮細胞への接着を阻害される!そのほか、血管平滑筋の内膜肥厚を抑制する作用もある。
このように、運動による血流の促進はずり応力の増加を伴い動脈硬化発症の初期反応を防止する効果がある。
(5)筋肉量:運動の継続は骨格筋の量を増やす。これは筋繊維が太くなって筋の緊張が増してくる作業性肥大であり、
筋繊維数自体の増加ではないのです!軽い運動負荷を長時間かけることで筋肥大はより効果的に起きます!!
さらに等張性収縮運動よりも等尺性収縮運動のほうが筋肥大効果は大きいのです。結果的に増加した骨格筋に見合った
基礎代謝の亢進が起きます。基礎代謝の増加には消費エネルギー量の増加を伴うことから、肥満解消に繋がります!
(6)骨量(骨密度):適度な運動の継続により骨に機械的刺激が加わること、及び運動による血液循環促進によって骨への
血液供給が増加すること、などの効果で骨芽細胞の活性は増加し、骨形成がさかんになるので骨量が増加します。
また、有酸素運動をすることで骨芽細胞への十分な酸素供給を促しカルシウム取り込み速度を上昇させるので
骨形成が促進されます。発育期には骨形成が骨吸収を大幅に上回っており、身体の成長に伴って骨量はもっとも増加し、
30歳ごろまでに最大骨量となります。加齢による骨量減少を考慮して最大骨量を高めておくことが望ましいとされています。
このような運動による骨量増加作用は、年齢を問わず認められていることなので、閉経や加齢に伴う骨量減少に対して抑制を
かけることができます。したがって高齢者においても、運動習慣をもつことで減少した骨量を増加させることができます。
このように、運動は骨密度低下、さらには骨粗しょう症による骨折や骨変形を予防・改善する効果があるのです!
もっともっと書きたいことはあるのですが、今回はこのへんで終わりたいと思います。
運動することによって身体にどんな変化が起きたり、どのような良い作用があるのかについて
すこしでも考えて頂く機会になれば幸いです。今後ともこのような少し難しい事柄を
なるべくわかりやすく噛み砕いてお伝えできればと考えています。
加圧トレーニングサイズでは、こうした正しい知識をもとに、適切な指導・トレーニング・助言を行なっています。行動を移すことにしたあなたの勇気に応えます。ぜひ、加圧トレーニングサイズにお任せください。
併設されているふくふく鍼灸接骨院・整体院ふくふくではみなさまの身体のメンテナンスを担当しています。なんなりとご相談ください。これからも正しい知識をみなさまと共有していけたらと思っています。それでは最後までお読みいただきありがとうございます。