話題のダイエット法と巷のダイエット法(part3)
加圧トレーニング サイズのshoです。
話題のダイエット法と巷のダイエット法(part3)になります。
part2からの続きになります。
8)超低カロリー食(VLCD)は栄養素を補給するから安全?
マイクロダイエットやモディファスト、フォミュラーダイエットなど、超低カロリー食(VLCD)セットは根強い人気があるようです。超低カロリー食療法は、もともと超高度肥満の人向けの反飢餓療法です。からだへの負担が大きいため、どうしても減量が必要な場合に限って、入院して行う方法です。
商品化された超低カロリー食品の多くは、「栄養補助食品」の表示があります。これは食事量を減らしたときに不足しがちな栄養素を補うという意味です。確かにビタミンやミネラルがまんべんなく補充できるようですが、それでは食事の代用品にはなりません。
これだけに頼り、食事をしなかったり食事の量を極端に減らすと、体脂肪と一緒に筋肉や骨量も減り、やつれて健康を損なう危険があります。必ず専門家と相談して使用することが必要です。
9)三食のとり方
この方法のダイエットでは、ブックスと呼ばれる方法が有名です。夕食に好きなものを好きなだけ食べることで、ストレスを解消する一方で、朝・昼の食事をしくなくすることで1日の合計エネルギーが低く抑えられる効果があるようです。
この方法は、昼間の活動源となる朝・昼食を十分に取らないという点に疑問があります。また、化学根拠に基ずく説明も十分とは言えません。
10)低インスリンダイエットの効果?
低インスリンダイエットは、食品のGI(グライセミック・インデックス)値に注目したダイエット方法です。消化吸収に時間がかかるGI値が低い食品をとることで、食後の高血糖を防ぎ、インスリンの分泌を少なくして、やせようというものです。
この方法は、もともと食後に急激に血統が上がりやすい糖尿病の治療の一つとして研究されてきました。しかし、インスリンを低く保つと、やせるホルモンのグルカゴンが分泌されるという説明は行き過ぎです。
栄養のバランスをととのえ、一定のエネルギーの範囲の中で、GI値が低い食品を選べば、体脂肪を増やしにくくするのに役立ちますが、これだけでどんどんやせるというわけではありません。
以上、話題のダイエット法と巷のダイエット法(part3)でした。part3までご清聴ありがとうございました。