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肥満と生活習慣病になります。

脂肪組織が多くなるとインスリンの作用が悪くなる

食べ物に含まれる糖質は腸から吸収されてブドウ糖になりますが、このブドウ糖の利用に欠かせないのが、膵臓で作られるインスリンいうホルモンです。

糖尿病は、インスリンの作用が不足しているために、血糖値が高くなっている状態です。ほとんどの自覚症状がなく進行し、この状態を放置すると、まず細い血管が傷み、眼底出血による失明、腎動脈効果による腎不全などが引き起こされます。太い血管でも動脈硬化が進みます。下肢の閉塞性動脈硬化症や神経障害などから、足先が壊死してしまうことがありますし、狭心症や心筋梗塞（心臓病）、脳梗塞を引き起こす原因となります。

平成15年に厚生労働省発表した「平成14年糖尿病実態調査」によると、糖尿病が強く疑われる人が心臓病にかかる割合は、正常の人の約2.5倍、糖尿病の可能性を否定できない人で約1.6倍です。

糖尿病は、インスリンの感受制が低下するため、太陽のインスリンが膵臓から分泌されて高インスリン血症になっている例が少なくありません。中性脂肪が高かったりHDLコレステロール値が低いタイプの高脂血症や高血圧も合併しやすくなります。

糖尿病の診断では、血糖値とヘモグロビンを検査します。血統は食事の影響を受けるので、12時間以上空腹の状態で血糖値を測ります。